代表取締役|国中 優治

Y‘sグループは介護関連事業をはじめ、フィットネスクラブ、脳梗塞リハビリセンター、そしてカフェ&ピザ屋、保育園など、多方面での展開を続けています。しかもデイサービスらしからぬスタイリッシュな空間でのリハビリや、一目で誰もが振り返るほど個性的な〝ホコルカー〟での送迎、1日20分で結果を出せるフィットネス、インスタ映え必至の華やかなトーストメニューやN.Y.スタイルピザが味わえる飲食事業など、どれとして画一的なものはありません。「ナンバーワンではなくオンリーワン」を目指すY’sグループに、弊社代表・国中が込めた想いとは。

若手の可能性を広げる
フィールドづくり



一理学療法士としての病院勤務を経て、医療系専門学校で約15年の教員生活を送っていた国中。1000名以上の生徒を送り出し、専門とする膝疾患の研究やその結果を元にした講演会活動を(株)センスタイルとして続けたのち、まずは2011年(平成23年)に訪問看護ステーション『ラシクアーレ』をスタートさせ、そして通所介護型施設デイサービス『ホコル月出』を2013年(平成25年)に、さらに『ホコル琴平』『ホコル福岡』と介護関連事業を広げていきました。
「教員時代、卒業生たちが就職した現場などに足を運ぶと、様々な問題点が見えてきました。組織的な問題や、軽微なことだけれど根本的に改革が必要なものなど…。長年多くの学生を輩出してきた立場としては『若い人たちの可能性を広げてその活躍に見合う対価を得られるフィールドを、きちんと作る必要があるのではないか。そして作る以上は、利益をきちんと出すものにしなくては』と考えたのが、事業を始めた一つのきっかけでした」。

理念とした
デザインとアイディア




そのために掲げたのが、〝デザインとアイディアを正しく使い、世の中を幸せにする〟という理念です。「デザインは、今までの介護のイメージを取り払って注目をしてもらい、高齢者が行ってみたくなる環境を作ることで自分たちのサービスを届けるために必要なもの。そしてもう一つ、自分たちが変わり続けるためにとても大切なものが、先入観のないところから生まれるアイディアです。目指すのは〝ナンバーワンではなくオンリーワン〟。時代に即したより良いサービスを常に提供するためにも、変化を恐れず変わり続けたいと強く思っています」。
自分たちで仕事を作り楽しむ、
デジタルツールもマニュアルも
Y’sグループで働く、約100名のスタッフの平均年齢は2◯歳。介護業界において、ここまで若い世代が多い会社は珍しいでしょう。「〝若手が主体となって、自分たちで仕事を構築することを楽しむ。そして自分たちの仕事が世の中に役立っていることを実感できる環境を整える〟ことが、弊社が目標とするところです。

そのため金融機関や行政との交渉も20代のスタッフに任せていますし、働きやすい職場づくりを実現している熊本県の〝くまもとブライト企業賞〟、子育て世代が安心して働ける職場環境づくりでの実績を認定する熊本市の〝子育て支援優良企業〟など、様々な行政の取り組みに積極的に参加することで、社会的に認められる機会を増やしています」。

また若いスタッフが多いからこそ、教育システムにも独自のメソッドがあります。「若い人たちはデジタルツールを使いこなせるので、評価システムや勤怠管理をほぼスマートフォンで行っています。『どの項目をどう評価するか』という全共通評価ポイント&各個人の評価ポイントは決まっており、1クリックでそれが実施できます。もちろん有給の申請も簡単ですし、有給消化率が確実に上がりました。

そしてさらに、ルーチンワークやマニュアルも大切にしています。なぜなら成功体験を作ってあげたいからです。マニュアルを1から10まで確実にできるようになって初めて、次のステップに進むことができ、自分の考えを活かせるようになってきます。成功体験を重ねることで、ベースを作ってあげる。全社的に高いサービスの質をキープするためにも必要なことだと考えています」。国中代表が教員時代に触れた若い世代の特長を、どこよりも早く取り入れて実践に繋げています。


Y’sグループで働く、約100名のスタッフの平均年齢は2◯歳。介護業界において、ここまで若い世代が多い会社は珍しいでしょう。「〝若手が主体となって、自分たちで仕事を構築することを楽しむ。そして自分たちの仕事が世の中に役立っていることを実感できる環境を整える〟ことが、弊社が目標とするところです。そのため金融機関や行政との交渉も20代のスタッフに任せていますし、働きやすい職場づくりを実現している熊本県の〝くまもとブライト企業賞〟、子育て世代が安心して働ける職場環境づくりでの実績を認定する熊本市の〝子育て支援優良企業〟など、様々な行政の取り組みに積極的に参加することで、社会的に認められる機会を増やしています」。また若いスタッフが多いからこそ、教育システムにも独自のメソッドがあります。


「若い人たちはデジタルツールを使いこなせるので、評価システムや勤怠管理をほぼスマートフォンで行っています。『どの項目をどう評価するか』という全共通評価ポイント&各個人の評価ポイントは決まっており、1クリックでそれが実施できます。もちろん有給の申請も簡単ですし、有給消化率が確実に上がりました。そしてさらに、ルーチンワークやマニュアルも大切にしています。なぜなら成功体験を作ってあげたいからです。マニュアルを1から10まで確実にできるようになって初めて、次のステップに進むことができ、自分の考えを活かせるようになってきます。成功体験を重ねることで、ベースを作ってあげる。全社的に高いサービスの質をキープするためにも必要なことだと考えています」。国中代表が教員時代に触れた若い世代の特長を、どこよりも早く取り入れて実践に繋げています。
全ては世の中を良くするため


実は国中代表がこれから見据えているのは、海外です。「2019年度から、中国・上海での事業が始まります。まずは弊社スタッフを派遣して現地のセラピストを指導したり、向こうのスタッフを受け入れてこちらで実際に行っているサービスやおもてなしを習得してもらったりすることからですが、これも教員時代に培った中国との交流から実現するものです。多くのアイディアは、見聞を広げて経験したものから生まれます。世界に誇れるサービスを作り上げるためにも、もっと海外に目を向けて行きたいです」。
また多角的な経営で実績を上げているY’sグループは今までに約100社の視察を受け入れており、併せて多くの同業他社に情報を提供しアドバイスを行う、コンサルタント事業も手掛けています。そこには国中代表の、スタッフに対するこんな想いがあります。「自分たちが行っているサービスは、全国からも注目を浴びるほど模範となるものであり、世の中に役立っているということをしっかりと感じ取って欲しい。そしてそれが、サービスのクオリティを高める事に繋がると思っています。またコンサルタントでは、ユニークな環境だけではなくて人材教育や経営戦略まで包み隠さず情報をお伝えしますが、それは弊社の事業の大きな目的が〝世の中の人が良くなること〟だから。我々のエッセンスで世の中が良くなるのであれば、それを他社に広げてサービスを普及させていくことが、弊社の社会的役割だと考えています」。
